▼ ニュースのポイント
①ベクトルがオルツと業務提携し、PR DXソリューションのサービス化に向け実証実験を開始。
②自然言語処理の人工知能モデル「GPT-3」を活用。
③クライアント企業へ効果的なPRサービスを提供。
オルツの言語処理技術&ベクトルのPR業務を活用
ベクトルがオルツと業務提携し、OpenAIが開発した自然言語処理の人工知能モデル「GPT-3」を活用したPR DXソリューションのサービス化に向けた実証実験を開始したことを、2月22日に発表した。
同実証実験では、「GPT-3」を最大限活用したPRサービスの構築と当該生成系AI技術の課題について対応。オウンドメディア記事の自動作成・動画コンテンツなどPR活動の骨子となる各コンテンツ案のドラフト制作のAI自動化と環境作りを目指す。
ファインチューニング・パーソナライズ技術を活用
AI技術の課題となるのは、事実性の担保。言語処理モデルに事実性を重視したカスタマイズをし、事実に沿った文書の出力が行えることを確認している。
また、直近の情報をリアルタイムに入力して言語処理モデルを次々に進化させ、社会の変化に対応した知識量のアップデートが可能である。知識が過去時点の情報であること、事実無根の文章をアウトプットする可能性について解決している。
安心でハイクオリティなサービスを提供
生成系AIでは限定できないアウトプット範囲を、アウトプットに制限をつけることでクライアントの要望に合った文章の出力ができる。
セキュリティの脆弱性については、一定の閉じた環境を整備することが可能なため学習結果が他のモデルに影響されず、クライアントにレベルの高いサービスが可能になっている。
オルツと連携した実証実験により、ベクトルは最先端の言語処理技術のPR領域においた活用の可能性を多面的に検証する。さらに、最適なDXソリューションを提供するためプロダクト化の早期実現を目指す。
(画像はプレスリリースより)
ベクトル プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000363.000000204.html▼ 会社概要
ベクトルは、PR事業やプレスリリース配信事業、ビデオリリース配信事業、ダイレクトマーケティング事業、メディア事業、HRTech事業、デジタルマーケティング事業、インベストメントベンチャー事業を展開する企業。
社名:株式会社ベクトル
代表取締役:西江 肇司
所在地:東京都港区赤坂 4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F