▼ニュースのポイント
①KDDIテクノロジーは「ココサビ」の提供を開始した。
②同システムは、設備や施設の点検を自動化すべく誕生したアプリであり、AIがサビやヒビを自動で検出かつ分析し、その結果をレポートにしてくれるというもの。
③これまで、施設や設備の点検を行うには、人が高所まで登って撮影し、サビやヒビの状態を人の目で確認してから、レポートを作成しなければならなかった。
新ソリューションをリリース
2月15日、KDDIテクノロジーは「ココサビ」の提供を開始したことを発表した。
同システムは、設備や施設の点検を自動化すべく誕生したアプリであり、AIがサビやヒビを自動で検出かつ分析し、その結果をレポートにしてくれるというものである。
多くの手間を削減
これまで、施設や設備の点検を行うには、人が高所まで登って撮影し、サビやヒビの状態を人の目で確認してから、レポートを作成しなければならなかった。
1つのレポートを作成するまでに、多くの手間がかかることが課題となっていたのだが、今回登場したココサビを活用すると、状態を目視で確認するところからレポートを作成するまでの工程を自動化することが可能になる。
ココサビの「サビ分析機能」では、同社独自の分析アルゴリズムによって、サビの濃さと腐食面積率を分析する。
サビの状態は、Web画面上において、濃いサビは赤、中間のサビは白、薄いサビは青で表示されるため、視覚的に状態を確認することが可能である。分析結果から劣化度のランクを割り出すため、修繕の必要可否判断の目安にすることができる。
「ヒビ分析機能」は、ヒビの長さをピクセル数でカウントするため、これも修繕の必要可否判断の目安に活用することが可能だ。
大量の画像を一括で分析する場合は、「複数画像の一括検出機能」を使うと効率的に分析を行うことができる。
(画像はプレスリリースより)
KDDIテクノロジー プレスリリース
https://kddi-tech.com▼会社概要
システム開発や技術コンサルティングを行う企業。
会社名:株式会社KDDIテクノロジー
代表:大井 龍太郎
所在地:東京都江東区豊洲5-5-13豊洲アーバンポイント3F