▼ ニュースのポイント
①mignが建築デザイン支援ツール「studiffuse」の提供を開始。
②「studiffuse」は入力した画像やキーワードを基に画像を生成。
③画像を学習させることでブランドに近いデザインも生成。
建築デザイナーを修正から解放
mignは2月8日、画像生成AIを組み込んだ建築デザイン支援ツール「studiffuse」の提供を開始したと発表した。
建築物の設計の初期段階では、デザイナーはクライアントの要望に合わせたプランを作成するため、多くの手間とコミュニケーションコストをかけ、修正を重ねている。
自動デザイン生成ソフトウェアstudiffuse
今回のstudiffuseは画像生成AI Stable Diffusionを組み込んだ自動デザイン生成ソフトウェア。
studiffuseでは、クライアントまたは担当デザイナーが画像やキーワードを入力するとそれを基に画像を生成する。また、生成した画像に似た画像をGoogle Image Searchで検索・収集することでクライアントの要望と同じ様なデザインを創出できる。
これにより、クライアントとデザイナーのコミュニケーションコストの削減を見込むことができる。
さらに、自社ブランドのデザイン事例画像をモデルに入力し学習させることで、自社ブランドに近いデザインを創り出すことも可能という。
studiffuseはSaaS形式で提供され、建築業、土木業、製造業、運送業で応用可能。提供までは、面談・見積もりなどを経て最短1カ月程度となっている。
(画像はプレスリリースより)
mign プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000100410.html▼ 会社概要
mignは、2022年1月に設立されたスタートアップ。世界的なコラボレーションを目指し、世界中で会社を設立する予定としている。メンバーにはディープラーニング研究の第一人者松尾豊氏も名を連ねている。
社名:株式会社mign
代表取締役:田間 正浩
所在地:東京都文京区本郷6-25-14