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デンソーテンがドライブレコーダーの車載カメラ映像から危険シーンを検出する技術を開発 車載器からリアルタイムに注意

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デンソーテンがドライブレコーダーの車載カメラ映像から危険シーンを検出する技術を開発 車載器からリアルタイムに注意

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▼ ニュースのポイント
①デンソーテンが交通事故の要因となる危険シーンを検出する技術を開発。
②車載器に高性能・高速エッジAIを取り込み画像認識アルゴリズムで解析。
③信号無視・車線逸脱・わき見運転・居眠りなどを検知。

エッジAIが危険シーンを検知・交通事故を未然に防止
 デンソーテンは、ドライブレコーダーの車載カメラ映像を走行中にリアルタイムで解析し、「信号無視」や「車線逸脱」など交通事故の要因となる危険シーンを検出する技術を開発し、2月9日に発表している。

 車載器には高性能・高速エッジAIを取り込み、デンソーテン独自の画像認識アルゴリズムを活用することで、リアルタイムにドライバーへ注意を促すことができる。

ドライブレコーダー


衝撃の発生しない危険シーンも検知
 エッジAIが運転中の車から遠く離れた小さな信号機を検知し、直進で交差点に差しかかると独自のアルゴリズムが車から信号機までの距離と方向を算出する。赤信号で通過した場合は信号無視と判定される。

 また、ヒストグラム解析により車載カメラの画像の濃淡から車線を検知し車線と路面や歩道などを分離するので、擦れて薄くなった車線も高い精度で検知できる。破線や二重線では自車から車線までの距離を正確に検知してふらつきや車線逸脱をより高い精度で判定する。

わき見運転・車間距離不足も通知
 さらに、オートキャリブレーション機能が加わりカメラは走行中に取付角度を自動で補正するため、検知対象物までの距離を正しく測ることが可能。信号検知や車線検知などの危険シーンを検出する精度が向上している。

 車内カメラでは、ドライバーの顔の向きやまぶたの動きから居眠りやわき見運転を検知し、運転中のスマートフォン通話なども画像から判定する。

 新たな技術には、自社開発の高性能・高速エッジAIと車両周辺監視システム「マルチアングルビジョン」の画像処理技術を応用。多様な検知機能の実現と車載環境適合により実装可能となった。2023年夏頃の実用化に向け準備が進められている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

デンソーテン プレスリリース
https://www.denso-ten.com/jp/release/2023/02/20230209.html


▼ 会社概要
デンソーテンは、独自センサーや制御システム、インターフェースの構築など、これまで培ってきたクルマづくりの技術とICTを活用した独自の「つながるテクノロジー」で人とクルマ、社会とクルマをつなぎ、自由で快適なモビリティ社会の実現をサポートする。

社名:株式会社デンソーテン
代表取締役:加藤 之啓
所在地:兵庫県神戸市兵庫区御所通1-2-28


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