▼ ニュースのポイント
①IT推進の2極化が進行。
②IT化推進の有無が、企業の業績や従業員の給与に影響している。
③IT化未導入企業の約5割は「IT迷子」状態。
「IT格差」が企業の業績や従業員の年収に影響
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO AI」は2月9日、全国の中小企業の従業員1,033人を対象に「全国中小企業のDX進捗」に関する調査を実施し、結果を発表した。
これによると、IT推進の2極化が進行し、「IT格差」が企業の業績や従業員の年収に影響することがわかった。
今回の調査は、中小企業における「DX進捗度合い」と「IT化推進の影響と課題」を把握するために行われた。
約4割がIT化未導入
調査の結果、IT化推進企業は26.2%、IT化計画段階のIT化導入企業は34.6%となったが、約4割の企業はIT化未導入と回答し、2極化が顕著となっていた。
企業の業績や従業員の給与を、コロナ前の2019年と2022年9月で比較すると、IT化推進企業の約3割は業績や給与がアップしていた。
一方、IT化未導入企業では、4割以上の企業が業績低下し、3割近くの企業は給与が減少していた。この結果、IT化推進の有無は、企業の業績や従業員の給与に相関する傾向があることがわかった。
また、IT化推進企業の約7割は業績・経営課題の支援策が明確となっていたが、IT化未導入企業の約5割は「何をしていいかわからない」と回答し、「IT迷子」状態になっていることがわかった。
引用元:「NURO AI」を展開する「ソニーネットワークコミュニケーションズ」調べ
(画像はプレスリリースより)
ソニーネットワークコミュニケーションズ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001380.000000196.html▼ 会社概要
ソニーネットワークコミュニケーションズは、光回線「NURO」などを展開するソニーグループの通信事業者。
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