▼ ニュースのポイント
①鳥取県が自治体初の「メタバース課」を設立。
②人口最少県の鳥取県は「メタバース関係人口」の創出を目指す。
③AIアバターを第一号職員として採用。
人口最少県が「メタバース関係人口」創出に挑戦
鳥取県は2月2日、鳥取県庁内に架空の部署「メタバース課」を全国の自治体で初めて設立し、自治体オリジナルAIアバター「YAKAMIHIME(八上姫)」を職員第一号として採用すると発表した。
人口最少県である鳥取県は「関係人口」の創出に意欲的に取り組み、より本質的な課題解決を求めて「メタバース課」の設立とAIアバター職員の採用に踏み切った。
メタバース課では、メタバース上で情報発信することで、鳥取県の「メタバース関係人口」の創出を目指す。メタバース上で鳥取県の知名度を高め、リアルの鳥取観光や物産振興を図るだけでなく、世界中の人たちともつながることで、将来的には人口減少や高齢化の課題解決につなげたい考えだ。
AIで世界中の人といつでもコミュニケーション!
今回採用したAIアバター「YAKAMIHIME」は音声会話や感情表現が可能で、鳥取県に興味を持つ世界中の人と24時間365日、メタバース上でコミュニケーションを取ることができる。
YAKAMIHIME(八上姫)の名前の由来は、鳥取県を舞台とする神話「因幡(いなば)の白兎」。神話では、白兎に導かれた大国主命(おおくにぬしのみこと)と八上姫のラブストーリーが描かれているという。
(画像はプレスリリースより)
鳥取県 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000078201.html