▼ ニュースのポイント
①六本木商店街がスマート街路灯を活用したデジタルサイネージを開始。
②街路灯に搭載したカメラで歩行者の情報を取得。
③街路灯のAIはその時の時刻や天候も加味し、歩行者に最適な店をデジタルサイネージから案内する。
安心・快適・便利なまちへ
六本木商店街振興組合は2月6日、東京都の商店街デジタル化推進事業として、スマート街路灯のデジタルサイネージから歩行者に最適な店を案内する取り組みを本格スタートしたと発表した。
同商店街では2020年から、AIなどを搭載した「スマート街路灯」の設置を開始。現在は46基のスマート街路灯を設置している。
46基のうち、カメラやデジタルサイネージを装備した街路灯では、商店街に関するさまざまなデータの収集や情報発信を行い、商店街と来街者をつないでいる。
商店街の店舗への誘導を図る
今回の取り組みでは、街路灯に搭載したカメラで歩行者の移動方向と、年齢や性別などの属性を取得。
街路灯のAIはクラウドで人流データや天候を解析し、歩行者の情報にその時の時刻や天候情報を加え、歩行者に最適な店をデジタルサイネージから案内する。これにより、商店街の店舗への誘導を図る。
六本木商店街振興組合では今後も、東京都・港区と連携し、デジタル技術を活用したスマート街路灯で商店街の見える化と最適な情報発信を行い、来街者が安心・快適・便利に楽しめるまちづくりを推進するとしている。
(画像はプレスリリースより)
六本木商店街振興組合 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115521.html