▼ニュースのポイント
①エス・エム・エスは宮城県仙台市で、1月から実証実験を実施する。
②同実験は65歳以上の高齢者を対象にしており、ICTを活用し、高齢者のフレイル予防が目的。
③オンラインで4つの拠点を結び、理学療法士や保健師によるフレイル予防の座学、ストレッチ、トレーニングを合わせた「フレイルチェック&生涯ゲンキ講座」も行う。
ICTを活用した実証実験
1月12日、エス・エム・エスは宮城県仙台市で、1月から実証実験を実施することを発表した。
同実験は65歳以上の高齢者を対象にしており、ICTを活用し、高齢者のフレイル予防を目的にしている。
これまで、フレイルチェックは紙の質問用紙を用いて行われることが多かったが、今回はスマホを用いて、Web上で実施する。
また、オンラインで4つの拠点を結び、理学療法士や保健師によるフレイル予防の座学、ストレッチ、トレーニングを合わせた「フレイルチェック&生涯ゲンキ講座」も行う。
フレイル予防の重要性
近年、日本では少子高齢化により、生産年齢人口の減少と社会保障費の増大が深刻化しており、健康で長く働ける人を増やし、高齢になっても支障なく日常生活を送れるよう健康寿命を延ばす必要があると叫ばれている。
2019年に策定された「健康寿命延伸プラン」では、2040年までに健康寿命を3年以上延ばすことを目標にしている。
仙台市では高齢者のフレイルを防ぐために、地域コミュニティを通じて、フレイルの啓発やフレイルチェック、運動機会を積極的に提供してきたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、高齢者の活動機会が減少。
高齢者が自分自身でフレイルの加速リスクが高まっていることに気づかないケースが多いため、自らフレイル予防に向けたアクションの実践が必要になっている。
(画像はプレスリリースより)
エス・エム・エス プレスリリース
https://www.bm-sms.co.jp/▼会社概要
メディカルプラットフォーム事業、グローバルキャリア事業を展開する企業。
会社名:株式会社エス・エム・エス
代表:後藤 夏樹
所在地:東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー