▼ ニュースのポイント
①令和4年度秋期情報処理技術者試験のデータベーススペシャリスト試験に14歳の中学生が最年少で合格。
②最年少記録が6年ぶりに更新された。
③今回は応用情報技術者試験でも72歳が合格し最年長記録を更新した。
中学生が合格するのは難しいとされていた試験に合格
IPA(情報処理推進機構)は12月22日、令和4年度秋期情報処理技術者試験(2022年10月9日実施)のデータベーススペシャリスト試験に14歳の中学生が最年少で合格したと発表した。
データベーススペシャリスト試験のこれまでの最年少合格者記録は、平成28年度春期に合格した15歳の高校生だったため、今回の中学生合格により、最年少記録が6年ぶりに更新された。
このデータベーススペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の中でも高度試験のレベル4に位置づけられている。データベースシステムに関する高度な専門知識や論理的思考力が問われ、長文問題の理解と記述式解答が求められるため、中学生の合格は難しい試験とされていた。
応用情報技術者試験に72歳が合格 最年長記録更新
また今回は、応用情報技術者試験でも最年長の72歳が合格し、最年長記録も半年ぶりに更新された。
この応用情報技術者試験は、IT技術者の登竜門とされる基本情報技術者試験(レベル2)よりも高いレベル3に位置づけられ、「要求された作業を全て独力で遂行できる」レベルという。
同試験のこれまでの最年長合格者は、令和4年度春期試験の70歳だった。
(画像はIPAホームページより)
IPAプレスリリース
https://www.ipa.go.jp/about/press/20221222.html▼ 法人概要
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