▼ ニュースのポイント
①クラウドエースが大企業のDX推進担当者に本音を調査。
②調査の結果、約半数が「自社はデジタイゼーションの段階・または未満」と回答。
③9割以上の人が「自社のDX推進に課題を感じる」と回答した。
約半数が「自社はデジタイゼーション段階か未満」
クラウドエースは12月14日、大企業のDX推進について、DX担当者109名を対象にした本音調査を実施し、結果を発表した。これによると、約半数の人が自社を「デジタイゼーション段階・または未満」と回答していた。
DX推進で行ったこと 「ペーパーレスの推奨」が最多
調査結果によると、DX推進度合いについては、「DX推進のため、社内でビジョンを共有、経営陣が方向性を示した段階24.8%、「紙をベースにしたアナログな業務プロセスをITを活用してデジタル化する「デジタイゼーション」の段階」28.4%となり、大企業でもDXは未だ初期段階であることがわかった。
「DX推進に向け行ったこと」では、「ペーパーレスの推奨」が最多の45.9%となり、次いで「DX人材の確保」38.5%、「システム開発」36.7%などとなった。
DX推進担当者に対する「DXをどのように捉えているか」の質問では、「経費削減」や「業務効率化」などの回答があり、DX推進担当者でさえDXを正しく捉えていない現状がうかがえる結果となった。
「自社でのDX推進に課題はあるか」との問いに対しては、「非常にそう思う」44.0%、「ややそう思う」47.7%となり、多くの人が課題があると実感していた。
具体的な課題の内容としては、「自社内のDX推進人材が不足している」60.0%、「エンジニアに丸投げになっている」42.0%、「投資するための予算確保が難しい」38.0%などとなった。また、「DXの定義が曖昧」や「何から手をつけていいかわからない」などの回答もあり、組織一丸となったビジョンを描けていない企業が存在することもわかった。
(画像はプレスリリースより)
クラウドエース プレスリリース
https://cloud-ace.jp/news/2022/27481/▼ 会社概要
クラウドエースはGoogle Cloud の日本初プレミアパートナーで、Google専門のシステムインテグレータ。
社名:クラウドエース株式会社
代表取締役:青木 誠
所在地:東京都千代田区大手町1丁目7-2 東京サンケイビル 26階