▼ニュースのポイント
①ベスプラは静岡県浜松市の協力を得て、「脳と体の健康維持/促進に向けた健康管理アプリの大規模効果検証」を実施している。
②同実証は、256名の浜松市民を対象に実施。
③参加者の健康意識なども分析すると、脳の健康状態を可視化し、脳の健康維持に向けた行動をサポートすることにより、健康意識が向上することも示唆された。
「予防・健幸都市」が目標
11月25日、ベスプラは静岡県浜松市の協力を得て、今年の4月から「脳と体の健康維持/促進に向けた健康管理アプリの大規模効果検証」を実施していることを発表した。
浜松市は「予防・健幸都市」を目標に掲げており、この目標を達成するには、市民が自発的に健康や予防に取り組むことが重要だと考えている。
同社は、令和3年度の浜松市実証実験サポート事業に選定されており、実施中の検証によって、アプリ利用結果からBHQを予測かつ可視化する機能を活用し、市民が自発的に健康管理を行うよう促す取り組みを行っている。
BHQとは、MRIから得られる脳画像データから算出する、脳の健康管理を目的にした指標だ。
ブレインインパクトが主導中のBHQプロジェクトにおいて、今回の実証結果を分析したところ、脳の健康を可視化・脳の健康維持を支援するアプリを使用することで、参加者の健康意識が向上することが示された。
実証結果は学会発表する見通し
同実証は、256名の浜松市民を対象に実施。このうち、男性は40代の参加者が最も多く、女性は50代の参加者が最も多かった。
参加者に対し、実証への参加動機を質問したところ、「脳の健康を維持したいから」、「脳の健康状態の可視化が面白そうだったから」という動機が多いこともわかっている。
また、参加者の健康意識なども分析すると、脳の健康状態を可視化し、脳の健康維持に向けた行動をサポートすることにより、健康意識が向上することも示唆された。
今後、実証結果を国内外の学会において発表する見通しとなっている。
(画像はプレスリリースより)
ベスプラ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
ITサービス事業やシステム受託事業を手掛けている企業。
会社名:株式会社ベスプラ
代表:遠山 陽介
所在地:東京都渋谷区神宮前5丁目18-10 エクサスペース3C