▼ ニュースのポイント
① 自動走行ロボット「ハコボ」単独による販売実証実験を実施
② 指定ルートを巡回しながら特定地点でカプセルトイや飲料などを販売
③ 各エリアの最適なサービスを実現するプラットフォーム「X-Area」の提供を目指す
国土交通省のプロジェクトの一環として実証実験を実施
パナソニック ホールディングス(パナソニック)が、丸の内仲通りや行幸通りなどにおいて、自動走行ロボット「ハコボ」による販売実証実験を、2022年12月1日から2023年2月4日(予定)にかけて実施する。
同実証実験は、2022年度「国土交通省(都市局)/スマートシティモデルプロジェクト」の一環として実施。機能安全に関する国際規格に適合し、安全性と柔軟性を両立する同自動走行ロボットが、指定ルートを巡回しながら特定地点でカプセルトイや飲料などを販売する。
遠隔サービスなどを活用して「X-Area」を提供へ
パナソニックはこれまで、小型低速ロボットの自動走行能力の向上や、AI技術を活用した遠隔監視・操作・運用管理システム「X-Area Remote」を活用し、自立走行するロボットの複数台同時運用に取り組んできた。
Fujisawaサスティナブル・スマートタウンにおいては、240時間走行を完了。「特定自動配送実証実験に係る道路使用許可基準」に基づいて、同地域での道路使用許可を取得。これによって行動審査を受けずに、簡素な手続きで類似環境における他拠点展開が可能となっている。
パナソニックは今回の実証実験などを経て、ロボットや遠隔サービスを活用し、さまざまな地域・企業に寄り添い、そのエリアの最適なサービスを実現するプラットフォーム「X-Area」の提供を目指す。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/jn221130-1▼ 会社概要
パナソニックは主に白物家電分野に加え、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、リチウムイオン二次電池などの車載分野で事業を展開し、成長戦略を進め、顧客の価値につながる研究開発に取り組んでいる。
社名:パナソニック株式会社(英語名:Panasonic Corporation)
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本社所在地:大阪府門真市大字門真1006番地