▼ ニュースのポイント
① 設備保全・保安業務向けソリューションを共同で開発
② イクシスの社会・産業インフラ向けロボットソリューションなどを活用
③ AI解析データなどを設備保全管理プラットフォームに蓄積、経年変化を監視
設備保全・保安業務向けソリューションを共同開発へ
イクシスが日本IBMと協業し、設備保全・保安業務向けソリューションを共同で開発していくことに合意したと、11月24日に発表している。
近年、道路や橋梁といった公共インフラなどの構造物においては、設備の老朽化や人材の高齢化という構造的な課題、災害リスクへの対応が求められている。
そういった背景からイクシスと日本IBMは、公共インフラを中心とした事業者向けの予防保全サービスを開発することで、保全業務の効率化・省人化を実現。より安全で働きやすい環境と、設備保全の効率化・高度化に寄与することを目指す。
社会・産業インフラ向けロボットソリューションを活用
同ソリューションの実現に向け、イクシスの社会・産業インフラ向けロボットソリューションとAI解析技術、そして日本IBMの設備保全管理プラットフォーム「IBM Maximo Application Suite」を活用する。
イクシスは協業の第1弾として、橋梁などのコンクリートひび割れ検査ロボット「Rope Stroller」から取得した画像データやAI解析データなどを、同プラットフォームに蓄積し、経年変化監視ソリューションの検討を開始するとしている。
(画像はイクシス ホームページより)
イクシス プレスリリース
https://www.ixs.co.jp/news/2729イクシスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000044685.html▼ 会社概要
イクシスは「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとして、社会・産業インフラ向けロボットや特殊環境対応型ロボットなどの開発・販売、取得データのAI解析サービスを提供。ロボットを利用したデータ取得・AI解析・3次元データ連携などにより、インフラ関連業界におけるDXの支援や、社会課題の解決に寄与している。
社名:株式会社イクシス
代表取締役 Co-CEO兼CTO:山崎 文敬
本社所在地:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC内