▼ ニュースのポイント
①凸版印刷が図書館・書店向けの絵本の選書サービスを開発し提供を開始。
②同サービスでは、子どもの個性にぴったりな絵本を提案。
③実証実験では図書館への来館促進が実証された。
子どもの個性にぴったりな絵本を提案
凸版印刷は11月22日、図書館・書店向けに、子どもの個性にぴったりな絵本を提案するWebサービス「conocoterrace for Library」を開発し、提供を開始した。
同サービスは、同社が独自開発した個性診断に、施設保有の絵本を年齢別・個性別に分類して登録できる「選書登録機能」を付加したもの。
個性診断は、2歳~8歳の子どもの保護者に、Web上で子どもの年齢別アンケートに約3分回答してもらい、「言語・語学」「対人」「身体・運動」など8つの脳力指標に基づいて行われる。
また、「選書登録機能」では、施設毎にスタッフ独自の視点で蔵書を登録してオススメリストを作成するため、施設スタッフの選書ノウハウも活かされる。
同サービスにより、これまで施設スタッフが個別に行っていた絵本案内を効率化することができ、どの絵本を選んだら良いかという利用者の悩みも解消する。
実証実験では9割が図書館への再来館意向を示す
同社では提供開始に先駆けて2022年8月、静岡県の袋井市立図書館で同サービスを利用する実証実験を実施。その結果、同サービス体験者の9割が再来館意向を示し、図書館への来館促進が実証されたとしている。
(画像はプレスリリースより)
凸版印刷ニュースリリース
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凸版印刷は「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」分野の事業活動を展開している。
社名:凸版印刷株式会社
代表取締役:麿秀晴
所在地:東京都文京区水道1-3-3