▼ ニュースのポイント
① 脱炭素社会実現のための効率的な炭素データ収集などが目的
② 持続可能な価値連鎖モデルのデジタル構築を目指す
③ 産業機器におけるCO2を計算、記録・見える化
製造現場の機器や装置からデータ収集する技術を活用
IHIがGUGENと、脱炭素社会実現のための効率的な炭素データ収集などを目的として、共同プロジェクトを開始したと、10月17日に発表している。
同プロジェクトではIHIの「ILIPS環境価値管理プラットフォーム」と、GUGENの製造現場の機器や装置からデータ収集する技術を活用。エネルギーのグリーン化などに取り組む顧客活動を価値化するほか、持続可能な価値連鎖モデルのデジタル構築を目指していく。
CO2を計算し、記録・見える化してトークン化
「ILIPS環境価値管理プラットフォーム」では、産業機器におけるCO2を計算し、記録・見える化してトークン化。それをJ-クレジット制度事務局やカーボンクレジット需要家に提供し、補助金の確保や燃料費・光熱費の削減など、顧客価値の向上につなげる。
同プログラムでは、GUGENのプログラムレスで簡単につながるIoTシステムと、同プラットフォームでデータ連携する仕組みを構築する実証を実施。IHI以外の製品・設備を使用する顧客が、同プラットフォームをすばやくかつ安価・簡単に導入できることを目指す。
(画像はプレスリリースより)
IHI プレスリリース
https://www.ihi.co.jp/IHIのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000089117.html▼ 会社概要
IHIは経営理念に「技術をもって社会の発展に貢献する」を掲げ、ものづくり技術を中核とするエンジニアリング力で、世界的なエネルギー需要の増加や、都市化と産業化、移動・輸送の効率化など、社会課題の解決に寄与している。
会社名: 株式会社IHI
代表取締役社長:井手 博
本社所在地:東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル