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Agoopと日赤救護研が津波避難状況の把握に人流データとAIを活用する実証実験を実施 災害時の孤立地域の支援改善へ

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Agoopと日赤救護研が津波避難状況の把握に人流データとAIを活用する実証実験を実施 災害時の孤立地域の支援改善へ

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▼ ニュースのポイント
①Agoopと日赤救護研が人流データとAIを活用した津波避難状況把握の実証実験を実施。
②同実証では人流データをスマホアプリ「アルコイン」で収集。
③人流データをAIで分析し、災害時における孤立地域の支援を改善する。

根室市の地震・津波防災訓練にて実施
 Agoop(アグープ)は10月20日、日本赤十字看護大学附属災害救護研究所(日赤救護研)と共同で、人流データとAIを用いて津波避難状況を把握する実証実験を行うと発表した。

 同実証は、災害時における孤立地域への支援改善を目的とするもので、11月5日に北海道根室市で行われる内閣府の地震・津波防災訓練にて実施される。

Agoop


スマホアプリ「アルコイン」で人流データを収集
 今回の実証実験では、避難訓練実施時に訓練対象地域の住民にスマートフォンアプリ「アルコイン」を配布し、位置情報の収集に同意したユーザーの人流データを収集。

 これを災害対策本部のモニターに投影し、避難場所の迅速特定や避難行動(交通)の事後分析を行う。

 防災訓練と連携して実施し参加者の避難行動を分析することで、今後の避難計画策定に役立てる。また人流データで、避難所や介護施設、それ以外の地域への避難状況を迅速に把握し、救援活動を迅速に行えるようにする。

 さらに、「アルコイン」アプリは歩数計アプリであるため、平常時から人流データを蓄積でき、これを解析することで、災害時における市民の避難や小型船舶の避難支援が可能となるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Agoopプレスリリース
https://www.agoop.co.jp/2022/10/20/35658/


▼ 会社概要
Agoopはソフトバンクの子会社で、位置情報の活用によるビッグデータ事業を手がけている。

社名:株式会社Agoop
代表取締役:柴山 和久
所在地:東京都渋谷区神宮前3-35-8 ハニービル青山 6階


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