▼ ニュースのポイント
① 3次元カメラ「Torobo Eye SL80」の販売を開始
② 業界最速クラスの計測時間180ms、深度計測の標準偏差は0.1mm
③ デプス画像とカラー画像の同軸撮影でズレが生じず、AI連携が容易
従来モデルより計測レンジを拡大した3次元カメラ
東京ロボティクスが3次元カメラ「Torobo Eye SL80」の販売開始を、10月18日に発表した。
「Torobo Eye SL80」は従来モデルより、計測レンジを拡大した3次元カメラで、業界最速クラスの計測時間180ms、深度計測の標準偏差は0.1mmになっている。
出荷時にキャリブレーション済みなため、プラグ&プレイで利用可能。カメラヘッドの重量が約500gで、手のひらサイズ。「Torobo Eye SL40」と同様、ロボットの手先への取り付けが可能で、据え置き運用もできる。
デプス画像とカラー画像の同軸撮影でズレが生じない仕様
今回発売された「Torobo Eye SL80」と、「Torobo Eye SL40」モデルは、デプス計測のバラツキ誤差が0.06mmから0.1 mmで、デプス画像とカラー画像の同軸撮影でズレが生じず、AI連携が容易であることも共通の特徴の1つ。
また、ハイダイナミックレンジ(HDR)撮影機能に対応しているほか、OpenCV, Open3D, ROS (Robot Operating System) との連携も容易となっている。
(画像はプレスリリースより)
東京ロボティクス プレスリリース
https://robotics.tokyo/ja/products/torobo_eye/東京ロボティクスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000077249.html▼ 会社概要
東京ロボティクスは早稲田大学発のロボティクススタートアップで、人間共存ロボットを含む最先端ロボットの開発に注力。力制御可能な全身人型ロボットの開発のほか、最先端ロボットに必要なビジョン(3次元カメラ)や画像認識・機械学習などの研究も行っている。
会社名: 東京ロボティクス株式会社
代表取締役:坂本 義弘
本社所在地:東京都文京区水道1-12-15 白鳥橋三笠ビル2階