▼ニュースのポイント
①ザクティは「こどもの送迎用バス見守りカメラソリューション」の実証をスタートした。
②この実証に活用するのは、自社のカメラ映像技術とAI画像解析技術を組み合わせたソリューション。
③バス内の様子を遠隔地でリアルタイム確認することが可能なため、バス内にいない職員が車内の様子を見守ることもできる。
バス内への置き去り事故を防ぐため
10月24日、ザクティは「こどもの送迎用バス見守りカメラソリューション」の実証をスタートしたことを発表した。
この実証に活用するのは、自社のカメラ映像技術とAI画像解析技術を組み合わせたもの。同ソリューションの開発は、政府が年内に制定する予定の、安全装置の仕様に関するガイドラインに一致するように進めている。
乗車人数や降車人数をカウント
こどもを送迎するバスにおいて、置き去り事故が発生している昨今、政府は送迎用バスにおける安全管理に関する緊急対策を示している。
そこで、デジタル映像ソリューションを提供する同社は、自社技術を組み合わせた「こどもの送迎用バス見守りカメラソリューション」の実証を行い、同ソリューションの有効性を確かめることになった。
この見守りカメラソリューションは、超広角カメラを搭載することで、必要最小限台数のカメラでバス内全体を撮影し、人物を検知する。自社の画像処理エンジンも搭載して、バス内を常時、高画質映像で見守ることが可能。
また、バス乗降口付近の映像をAIが画像解析することによって、乗車人数や降車人数をカウントする。カウントした人数は運転席付近のモニタに表示され、降車時にバス内の人数カウントがゼロになるまでアラームが鳴り続ける。
バス内の様子を遠隔地でリアルタイム確認することが可能なため、バス内にいない職員が車内の様子を見守ることもできるのである。
(画像はプレスリリースより)
ザクティ プレスリリース
https://xacti-co.com/▼会社概要
デジタルカメラやデジタルイメージングデバイスの開発から製造、販売を手掛ける企業。
ソリューション開発や販売、事業支援サービスなども行っている。
会社名:株式会社ザクティ
代表:喜久川 政樹
大阪本社所在地:大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番88号 梅田スカイビルタワーイースト30階