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京セラが「車載ナイトビジョンシステム」を開発 白色光・近赤外光一体型ヘッドライトで悪天候も運転をサポート

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京セラが「車載ナイトビジョンシステム」を開発 白色光・近赤外光一体型ヘッドライトで悪天候も運転をサポート

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▼ ニュースのポイント
①京セラが「車載ナイトビジョンシステム」を開発、白色光と近赤外光の光軸一致・一体型のレーザーヘッドライト。
②フュージョン認識AI技術が夜間や雨の日も歩行者や車両を検出。
③学習コスト削減と高精度な認識を実現した学習データ生成AI技術。

交通事故の削減・自動運転の実現へ
 最先端技術と製品開発でグローバルに事業を展開する京セラが、白色光と近赤外光一体型ヘッドライト搭載の「車載ナイトビジョンシステム」を開発し、10月11日に発表している。

 同システムは、夜間や雨の日など人の目で視認しにくい環境下でも危険要因になる可能性がある物体を高精度に認識し、安全な運転をサポートする。

車載ナイトビジョンシステム


どのような環境でも危険を検知して運転者に通知
 システムの光源は、白色光と近赤外光の光軸一致・一体型レーザーヘッドライト(White-IR照明)を採用。光が均一に当たり精度の高い認識結果を表示する。人や物に応じて配光を変化するため、ロービームに白色光、ハイビームに近赤外光など眩しさを抑えながらセンシングできる。

 また、独自に開発したフュージョン認識AI技術を採用したRGB-IRセンサを車両に搭載し、可視光と近赤外センサで撮影したデータから信頼性の高い物体検出を可能にした。可視光画像を近赤外光画像に自動生成するデータ生成AI技術が、学習コスト削減と高精度な認識を実現している。

危険因子をモニターに表示、安全な走行を支援
 現在、白色光と近赤外光をひとつの素子(SMD)に組み込んだヘッドライトは世界初の開発で、一体型によるヘッドライトの省スペース化と経年変化の減少、車のデザインは発想の広がりが期待できる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

京セラ プレスリリース
https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2022/002013.html


▼ 会社概要
京セラは、情報通信や環境・エネルギー、医療・ヘルスケア、自動車関連事業など幅広い分野で独自の技術・製品の開発を手がける企業。世界各地で生産・販売・研究開発活動を行っている。

社名:京セラ株式会社
代表取締役:谷本 秀夫
所在地:京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地


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