▼ニュースのポイント
①AI Shiftは自社が提供する「AI Messenger Voicebot」に新機能を追加した。
②AI Messenger Voicebotは、電話対応業務をDXするAI自動音声対話システム。
③今回は、ユーザーの発話意図を理解し、要件を絞り込む機能をアップデートした。
ユーザーの発話意図を理解するために
9月26日、AI Shiftは自社が提供する「AI Messenger Voicebot」に新機能を追加したことを発表した。
AI Messenger Voicebotは、電話対応業務をDXするAI自動音声対話システムだ。
同システムは予約受け付けのような、一定の項目をヒアリングして手続きを行う対応に適しており、導入事例が増えている。
しかし、こちらから「どういったお問い合わせですか?」という質問に対する答えに対応するには、質問内容の幅が広いため、ユーザーからの問い合わせの意図を汲み取り、回答を絞り込まなければならない。
そこで同社は、ユーザーの発話意図を理解し、要件を絞り込む機能をアップデートした。
新機能追加でボイスボットの正答率を向上
今回のアップデートによって、要件の一次確認を行うようになった。
ユーザーの発話に対し、ボイスボットが回答前に要件を確認するのである。
この確認により、ユーザーはボイスボットが回答する前に、ボイスボットが質問の意図を正しく理解できているか知ることができる。
また、要件の絞り込み機能を追加。
ユーザーの要件を特定するために「Aですか?Bですか?」というように、要件を絞り込むステップを入れることが可能に。
この機能を追加することにより、ユーザーからのFAQに対して、ボイスボットの正答率向上を期待することができる。
(画像はプレスリリースより)
AI Shift プレスリリース
https://www.ai-shift.co.jp/2828▼会社概要
サイバーエージェントの子会社であり、企業における課題をAIプロダクトによって解決することを目指す企業。
会社名:株式会社AI Shift
代表:米山 結人
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア22F