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IHIが北海道電力と共同で「ボイラー燃焼調整最適化支援システム」を開発 苫東厚真発電所4号機において運用開始

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IHIが北海道電力と共同で「ボイラー燃焼調整最適化支援システム」を開発 苫東厚真発電所4号機において運用開始

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▼ニュースのポイント
①IHIは北海道電力と共同でAIを活用した「ボイラー燃焼調整最適化支援システム」を開発した。
②同システムは、苫東厚真発電所4号機において運用開始した。
③IHIと北海道電力で実証実験を実施し、同システムでこれまで行ってきた燃焼調整と同レベルの調整ができることを確認している。

新システムを開発し、運用開始
 9月14日、IHIは北海道電力と共同でAIを活用した「ボイラー燃焼調整最適化支援システム」を開発し、運用をスタートしたことを発表した。

 同システムは、苫東厚真発電所4号機において運用されている。

ボイラー燃焼調整最適化支援システム


AIを活用したシステム
 これまで、苫東厚真発電所4号機はIHIの技術員と北海道電力の発電所運転員が協力し、2年に1回程度実施する定期点検に合わせて、ボイラーの燃焼調整を行ってきた。

 ボイラー燃焼調整とは、ボイラー内の炎状態や運転データなどから燃焼状態に偏りを確認した場合に、燃焼用空気をボイラー各部へ送り込む装置で炎の位置などを変えることによって、最適な燃焼状態に導く作業だ。

 今回、日々燃焼状態が変化するボイラーをより効率的に運転すべく、AIを活用し、常に最適な状態に調整するシステムを開発した。

 同システムは、ボイラーのリアルタイムの運転データを、最適な燃焼状態のモデルデータをAIが自動で比べることによって、燃焼調整に適した設定を発電所従業員へ通知するというもの。

 IHIと北海道電力で実証実験を実施し、同システムでこれまで行ってきた燃焼調整と同レベルの調整ができることを確認している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

IHI プレスリリース
https://www.ihi.co.jp/


▼会社概要
資源・エネルギー・環境事業、社会基盤・海洋事業、産業システム・汎用機械事業、航空・宇宙・防衛など幅広い分野を手掛ける企業。


会社名:株式会社IHI
代表:井手 博
所在地:東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル


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