▼ニュースのポイント
①Splinkは自社の「Brain Life Imaging」が、岡山県倉敷市に位置する大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院付属予防医療プラザに導入されたことを発表。
②Brain Life Imagingは、脳ドック用のAIプログラムである。
③このプログラムの導入は、中国地方では今回が初めてである。
倉敷市に初導入
9月21日、Splinkは自社が開発から提供までを手掛ける「Brain Life Imaging」が、岡山県倉敷市に位置する大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院付属予防医療プラザに導入されたことを発表した。
Brain Life Imagingは、脳ドック用のAIプログラムである。
AIが海馬の体積を測定
一般的な脳ドックは、腫瘍や脳梗塞、脳動脈瘤などを検査するものであるが、Brain Life Imagingでは、海馬を解析。
海馬は小さいため目視での確認が難しいとされているが、頭部MRIの撮影画像からAIが海馬の体積を測定する。
人間の脳は、加齢はもちろん、さまざまなストレスの影響によって、認知機能が低下することが知られている。
認知機能の変化が現れる10年以上前から、脳の萎縮が始まるという説もある。
Brain Life Imagingは、頭部MRI画像をAIが解析することによって、脳の状態を測定する。
測定した脳の状態を同世代と比較し、レポートを作成。記憶力のキープや予防習慣のアドバイスも提供してくれる。
中国地方で初めて
今回、大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院付属予防医療プラザにBrain Life Imagingが導入された。このプログラムの導入は、中国地方では今回が初めてである。
同医療プラザでは、脳MRI・MRA検査や脳ドックのコースに、新たにBrain Life Imagingコースを追加する見通しだ。
(画像はプレスリリースより)
Splink プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
ブレインヘルスケア事業や医療データ基盤事業を手掛ける企業。
会社名:株式会社Splink
代表:青山裕紀
所在地:東京都千代田区霞が関3丁目3-2 新霞が関ビル18階