▼ ニュースのポイント
① AI技術により自律移動して床面を自動洗浄するロボット
② 高度な自己位置認識や画像セグメンテーションなどのAI技術を搭載
③ アマノが培ってきた洗浄機分野のハードウェア技術を統合
Preferred Roboticsと共同開発
アマノがPreferred Robotics(PFRobotics)共同で、AI技術により自律移動して床面を自動洗浄するロボット「HAPiiBOT(ハピボット)」を開発。アマノが10月1日に販売を開始すると、9月20日に発表した。
「HAPiiBOT」には高度な自己位置認識や、画像セグメンテーション(カメラに写った物体を識別する物体認識)といったAI技術を搭載。障害物などを正確に認識し、自律移動しながら床面の自動洗浄を行うロボットとなっている。
20インチ(幅560mm)というコンパクトボディなので、食品スーパーの狭い通路や小型の手押し洗浄機が入らなかった場所や施設などでも導入が可能。AIによる自動洗浄になるため、清掃作業の自動化を実現していく。
PFRoboticsがエッジCPUボードを開発
「HAPiiBOT」のエッジCPUボードはPFRoboticsが開発し、深層学習などのAI技術に強みを持つPreferred Networks(PFN)とともに、画像セグメンテーションや、さまざまなセンサーを最適に活用した自己位置認識ソフトウェアなどを開発した。
それらをアマノが培ってきた洗浄機分野のハードウェア技術と統合することで、高い洗浄力と節水性能、使いやすさを追求した自動洗浄ロボットが誕生している。
(画像はプレスリリースより)
アマノ プレスリリース
https://www.amano.co.jp/information/detail/20220920.htmlアマノのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000005329.html▼ 会社概要
アマノは、クリーン・ロボットソリューション事業や環境システム事業、パーキングシステム事業などにおいて、各種製品開発・製造・販売を展開。洗浄機は国内トップシェアを誇っている。
会社名:アマノ株式会社(英語名:MANO Corporation)
代表取締役社長:津田 博之
本社所在地:神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地