▼ ニュースのポイント
① AIを活用したボイラー燃焼調整最適化支援システムの運用を開始
② リアルタイムの運転データと燃焼状態のモデルデータとの差異をAIが自動解析
③ ボイラー効率の経時的な低下を抑制、ボイラー関連機器の運転コスト低減にも寄与
苫東厚真発電所4号機でAIシステムの運用を開始
IHIが北海道電力 苫東厚真発電所4号機において、AIを活用したボイラー燃焼調整最適化支援システムの運用を開始したと、9月14日に発表している。
AIを活用したボイラー燃焼調整最適化支援システムでは、苫東厚真発電所4号機のボイラーにおけるリアルタイムの運転データと、最燃焼状態のモデルデータとの差異をAIが自動解析。燃料調整に最適な設定を同発電所の運転員へ通知するものとなっている。
ボイラー関連機器の運転コスト低減に寄与
同システムを導入したことで、ボイラー効率の経時的な低下を抑制し、ボイラー関連機器の運転コスト低減にも寄与する。
また、内部が局所的に高温となることを防ぎ、ボイラーの劣化などを遅らせることも期待できる。
(画像はプレスリリースより)
IHI プレスリリース
https://www.ihi.co.jp/IHIのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000089117.html▼ 会社概要
IHIは経営理念に「技術をもって社会の発展に貢献する」を掲げ、ものづくり技術を中核とするエンジニアリング力で、世界的なエネルギー需要の増加や、都市化と産業化、移動・輸送の効率化など、社会課題の解決に寄与している。
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