▼ ニュースのポイント
①アクシヴがゾタック日本と「CareVision」の画像処理装置において業務提携。
②骨格情報のみで姿勢動作を認識するAIシステム、転倒・転落を検知。
③プライバシー保護・機密保持、見守る場所を無限に増やせる。
AIが骨格情報で姿勢動作を認識
監視カメラAI化技術による人見守りのソリューションを提供するAXIVE(アクシヴ)は、ゾタック日本と「見守りAIシステム CareVision(ケアビジョン)」の画像処理装置について業務提携したことを9月9日に発表している。
提携により、CareVisionの画像処理AIの改良・能力向上を行い、骨格情報のみでリアルタイムに転倒を検知し、普及しやすい装置の開発を目指す。
厳格な機密保持・プライバシー保護
CareVisionは、AIが利用者の居室内での転倒を検知し、スタッフに通知する見守りサービス。高い精度で転倒を検知して瞬時に発生時刻と場所を通知する。見守る場所などの機密・プライバシーを保護しながら見守りを行う。
ゾタックの提携により、骨格情報のみ抽出して実画像を即時に棄却するAIを搭載した。介護施設での夜間巡回や在宅介護・独居高齢者見守りなどでも活用できる。
高齢化・労働力激減の課題をAIが解決
システムには小型で高性能なミニPC・ZBOXシリーズを使用。リアルタイム検知を可能にする高速処理能力と常時稼働に耐えるハイスペックな画像処理装置となった。
管理システムはクラウド化されているため、見守る場所を無限に増やすことが可能となった。高齢者の離床時での転落や転倒を検知するなど、介護職員の業務負担軽減にもつなげる。
(画像はプレスリリースより)
アクシヴ プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/324631▼ 会社概要
アクシヴは、IoT・AI技術をインテグレートし、業種・業態に応じたプロダクト、サービスを提供する企業。高齢化と労働力激減による社会のあらゆる課題の解決をサポートする。
社名:株式会社AXIVE
代表取締役:大槻 知史
所在地:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア