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日本ベーリンガーインゲルハイムが「SoundTalks」の提供開始 飼養豚群の咳の状態を可視化し養豚産業の発展に貢献

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日本ベーリンガーインゲルハイムが「SoundTalks」の提供開始 飼養豚群の咳の状態を可視化し養豚産業の発展に貢献

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▼ニュースのポイント
①日本ベーリンガーインゲルハイムは「SoundTalks」を今月から全国で提供開始している。
②同システムは、豚舎において豚群の咳音検知や豚舎環境のモニタリングを行うもの。
③豚の呼吸障害症候群は大きな経済的被害を生ずるウイルス性疾病として、多くの養豚業者を悩ませ続けてきた。

今月から提供開始
 8月29日、日本ベーリンガーインゲルハイムは「SoundTalks」を今月から全国で提供開始していることを発表した。

 同システムは、豚舎において豚群の咳音検知や豚舎環境のモニタリングを行うものである。

 ベルギーのSoundTalksが開発したシステムであり、同社が販売権を所有している。

 豚舎にモニター機を設置し、365日24時間集音した咳音データや温湿度データをサーバーに蓄積し、独自のAIアルゴリズムを活用して、飼養豚群の咳の状態を可視化。

 ユーザーは、パソコン上のWebサイトやスマホアプリで、いつでもどこでもそのデータを確認することができる。

SoundTalks


養豚産業の発展に貢献
 豚繁殖における呼吸障害症候群と豚サーコウイルス2型関連疾病は、生産性を慢性的にダウンさせるため、世界中の養豚産業における課題として知られている。

 日本で初めて呼吸障害症候群の発生が確認されたのは、1990年前後。

 その後、大きな経済的被害を生ずるウイルス性疾病として、多くの養豚業者を悩ませ続けてきた。

 そこで同社はSoundTalksによって、養豚産業の発展に貢献する。

 SoundTalksはICTを活用することによって、豚舎の温度や湿度、豚群の咳状況を、農場内外の関係者でリアルタイムに共有することができる。

 豚群の咳状況は、赤・黄・緑の3色で可視化され、関係者全員がひと目見れば同じ解釈を共有できる仕様に。

 変化が現れた場合、現場スタッフから獣医師へ迅速に連絡することが可能になるため、飼養豚の健康維持につながるとして期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本ベーリンガーインゲルハイム プレスリリース
https://www.boehringer-ingelheim.jp/


▼会社概要
医薬品の研究開発や輸入、製造、販売などを手掛ける企業。


会社名:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
代表:青野 吉晃
所在地:東京都品川区大崎2-1-1


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