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茨城交通と高萩市が10月から「MyRideのるる」を本格運行 定時定路線バスと呼び出し型最適経路バスを切り替えて運行

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茨城交通と高萩市が10月から「MyRideのるる」を本格運行 定時定路線バスと呼び出し型最適経路バスを切り替えて運行

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▼ニュースのポイント
①茨城交通と高萩市は、今年の10月1日から「MyRideのるる」を高萩市内で本格運行する。
②MyRideのるるは、呼び出し型最適経路バスだ。
③昨年から実証運行しており、多くの人が利用していることがわかったため、本格運行に踏み切った。

「MyRideのるる」を高萩市内で本格運行
 8月29日、みちのりホールディングスは、自社グループの茨城交通と高萩市が、今年の10月1日から「MyRideのるる」を高萩市内で本格運行することを発表した。

 MyRideのるるは、呼び出し型最適経路バスだ。

 昨年7月から実証運行をスタートしており、車両台数やバス停数を段階的に拡大してきた。

 この実証運行においては多くの人が利用しており、以前の定時定路線バスよりも利用者が多かったことから、本格運行へ踏み切ることに。

MyRideのるる


AIがリクエストに合わせて最適化
 呼び出し型最適経路バスは、ユーザーのリクエストによって、AIが最適なバスの運行経路とスケジュールを作成し運行するというもの。

 既存の標柱バス停だけでなく、システムの地図上にバーチャルバス停をたくさん設置し、ユーザーが乗降地を専用アプリや電話で希望すると、他の乗客の予約内容や道路状況に沿って、AIが運行経路とスケジュールを作成する。

 これまでの定時定路線のバスは、毎日決まった時間に決まった場所へ移動する、通勤や通学などなどに適しているのに対し、呼び出し型最適経路バスは利用するごとに乗降地が異なる移動に適している。

 高萩市では、朝や夕方から夜にかけては定時定路線バスを運行し、日中は呼び出し型最適経路バスに切り替えて運行。

 ユーザーの利便性を高めるだけでなく、乗客数が増えることによって地域路線バスの持続につながると期待が寄せられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

みちのりホールディングス プレスリリース
https://www.michinori.co.jp/pdf/20220829_PR_ibako.pdf


▼会社概要
茨城交通や福島交通などのグループ企業を束ね、経営管理やマーケティング、バス路線の新設などを行っている。


会社名:株式会社みちのりホールディングス
代表:松本 順
本社所在地:東京都千代田区丸の内1丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー8階

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