▼ニュースのポイント
①フツパーは製造業向けの大規模画像言語モデルの開発に着手した。
②製造現場の生産性向上を実現すべく、汎用的に使用できる大規模AIモデルを開発する。
③新モデルは、短期的に言語モデルとの融合を行う見通しで、2023年下半期リリースを目標に設定している。
新たなAI開発に着手
6月26日、フツパーは製造業向けの大規模画像言語モデルの開発に着手したことを発表した。
同社は、これまで集積したデータを活用し、汎用的に使用できる大規模AIモデルを開発し、製造現場の生産性向上を実現する。
製造現場のあらゆる業務を効率化
近年、製造業においては、生産効率アップと品質の向上が常に求められている。しかし、製造現場でのデータ処理や業務自動化は、一般的なデータ分析やAIアルゴリズムの活用だけでは、効果が見込めないものが多かった。
同社は、創業時から製造業向けAIサービスの提供を手掛けており、製造現場でのデータ収集やモデル構築に尽力し、はやい・やすい・巧いAIの提供をモットーにしてきた。
今回は、これまで集積した製造現場のデータを活用し、製造現場におけるデータ処理や業務の自動化に特化した汎用型AIの開発に着手する。
開発予定のモデルは、汎用的なゼロショットラーニングを実現したいと考えており、ChatGPTのようなAIモデルと同じように、新しい学習データを追加することなく、AIモデルを実装できるようにする。
製造現場におけるあらゆる業務の効率化を実現する新モデルは、短期的に言語モデルとの融合を行う見通しで、2023年下半期リリースを目標に設定している。
(画像はプレスリリースより)
フツパー プレスリリース
https://hutzper.com/▼会社概要
製造業向けAIサービスの提供を行っている企業。
会社名:株式会社フツパー
代表:大西 洋
本社所在地:大阪府大阪市淀川区東三国4-25-29 フローラル・セントランド202・206・208号