▼ ニュースのポイント
①セーフィーが交通量調査サービス「Safie Traffic Survey」のテスト販売を開始。
②カメラ映像とデータ解析用のAIエンジンを活用。
③カメラ選定から解析結果集計までワンパッケージとして提供。
映像とAIを活用した交通量調査
カメラの映像をクラウド化し映像プラットフォームを提供するセーフィーが、自社のカメラとデータ解析用のAIエンジンを組み合わせた交通量調査サービス「Safie Traffic Survey(セーフィー トラフィック サーベイ)」のテスト販売を開始したことを、6月16日に発表している。
CCTV画像などをAIが解析することでデータを収集でき、調査員などを派遣しなくても定期的な調査が実施可能となる。
効率的な工事計画の立案、コスト削減を実現
セーフィーが培ってきた技術を活用した交通量調査サービス「Safie Traffic Survey」は、カメラ製品やデータ解析用のAIエンジン、サポートを組み合わせたサービス。
工事現場に設置してある2台の「Safie GO」が画角を調整して撮影した映像をAI解析する。観測員が事故などに巻き込まれるリスクを減らし、車両通行量の定量的な取得や道路交通状況の把握、交通の効率性・安全性の向上につなげる。
定期的な交通量調査が可能
同サービスは、適切なカメラ選定や画角調整、AIの解析設定、AI解析精度の担保、データ解析に向けた映像の切り出し・加工、解析結果の出力、必要な形式に変換して集計するまでの一連のプロセスをワンパッケージとして提供する。
調査結果は、調査計画書に基づいたレポート形式で納品され、道路の建設計画や修繕・維持管理、イベント、施設の建設など、都市開発や観光事業、鉄道・バスなどの公共交通機関に係る調査事業での基礎資料となる。
今後は、ユーザーのニーズを収集し、調査対象の範囲やレポート内容などの整理を行い、人流解析などメニューの拡張を踏まえサービス開発が進められる。
(画像はプレスリリースより)
セーフィー プレスリリース
https://safie.co.jp/▼ 会社概要
セーフィーは、クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営、関連サービスを提供する企業。
社名:セーフィー株式会社
代表取締役:佐渡島 隆平
所在地:東京都品川区西五反田1-5-1 A-PLACE五反田駅前