デジタリストニュース
 デジタリストニュース

クボタがAIカメラとミリ波レーダを搭載した世界初のコンバインを発売 無人・自動運転で米や麦の収穫作業が可能

新着ニュース30件






























クボタがAIカメラとミリ波レーダを搭載した世界初のコンバインを発売 無人・自動運転で米や麦の収穫作業が可能

このエントリーをはてなブックマークに追加
▼ ニュースのポイント
①クボタが世界初の無人自動運転コンバインを2024年1月に発売。
②AIカメラとミリ波レーダを搭載することで収穫対象と障害物・人を識別。
③オペレータが圃場の最外周を1周だけ作業すれば機械が最適ルートを作成。

AIカメラとミリ波レーダで収穫物と障害物・人とを識別
 クボタは6月14日、無人・自動運転で米や麦の収穫作業ができる世界初のコンバイン「アグリロボコンバインDRH1200A-A」を2024年1月に発売すると発表した。

コンバイン


 同社では既に、トラクタと田植機に無人自動運転車を投入している。しかしコンバインは、トラクタや田植機とは異なり、収穫対象の稲や麦がある中で作業をするため、収穫物と障害物・人とを識別する機能の開発が課題となっていた。

 この課題を解決するため、同コンバインでは機体にAIカメラとミリ波レーダを搭載し、収穫対象と障害物・人とを識別して停止できるようにした。これにより、農林水産省のロボットコンバインの安全性確保ガイドラインにも適合した。

最適な刈り取りルートを自動で作成
 同製品は、オペレータが圃場の最外周1周だけを刈り取り作業をすることで、機械が最適な刈り取りルートを自動で作成。2週目からは無人自動運転が可能となる。

 機体前方に設置したレーザセンサとアンテナで畦の高さと位置を検知し、低い畦の場合は熟練者のように効率的な旋回をする。レーザセンサが検知した作物の高さに合わせて刈り取り部やリールの高さ・車速が自動調整されるため、倒伏角度60°まで刈り取りできる。

 刈り取り部に稲や麦の詰まりが検知された場合は自動で詰まりを除去して作業を再開する。

 自動運転の開始・停止は、通信距離約250mのリモコンで遠隔操作できる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

クボタ ニュースリリース
https://www.kubota.co.jp/


▼ 会社概要
クボタは農業機械や水処理装置を製造するメーカー。

社名:株式会社クボタ
代表取締役:北尾裕一
所在地:大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号


Amazon.co.jp : コンバイン に関連する商品
  • ネルプがAI人物画像生成ソフト「Zoe」を活用した法人向けサービスを提供開始 生成したAI人物画像を広告コンテンツに活用できる(7月1日)
  • パナソニックが自動計量IH炊飯器「SR-AX1」を発売、独自の計量技術やIoT技術で全自動化(6月30日)
  • XAION DATAが「AUTOHUNT」に新機能を追加 ChatGPTを活用した3つの機能を実装(6月30日)
  • コチラエが「KOCHILAE」をリリース ショッピングセンターや商店街などでの買い回りを支援するクーポン発行プラットフォーム(6月30日)
  • エルイズビーが現場写真共有アプリ「タグショット/タグアルバム」をリリース 撮るだけでタグが付きクラウド上に自動で保存・分類・共有(6月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    特集
    お問い合わせ