▼ ニュースのポイント
①エクサウィザーズの「exaBase 企業検索」が生成AIの活用を開始。
②ChatGPTを利用し、有価証券報告書から正確で新しい重要情報を抽出して簡潔に表示。
③上場企業約3900社の有価証券報告書に対応。
有価証券報告書から重要情報を抽出
エクサウィザーズは5月29日、企業情報特化型の検索エンジン「exaBase 企業検索」に、ChatGPTを活用した情報分析機能を提供すると発表した。
この機能により、対象企業の有価証券報告書から正確で新しい重要情報を抽出・簡潔に表示することで、迅速な意思決定を支援するとしている。
同機能は6月中に、「exaBase 企業検索」の標準サービスとして、追加料金不要で提供される。また、新機能追加により、企業向けに「exaBase 企業検索」の2カ月間無料試用キャンペーンを実施するとしている。
国内上場企業約3900社の有価証券報告書が対象
「exaBase 企業検索」では、国内登記された約400万社・団体のビッグデータを同社独自のAIで処理することで、企業情報に特化した自由なキーワードでの検索などを実現した。
今回のChatGPTを活用した機能は、国内上場企業約3900社の有価証券報告書が対象となっている。
ChatGPTは、有価証券報告書の「財務状態と状況分析」「事業などのリスク」「経営上の重要な契約など」の3つのカテゴリーの情報から、重要と推定される5つのキーワードを抽出。これを箇条書きにして簡潔に表示し、企業の検索結果から参照できるようにする。
同機能では、有価証券報告書のPDFを取得することで、生成AIを活用する際の、情報の新しさや正確性の課題に対応したとしている。
(画像はプレスリリースより)
エクサウィザーズ ニュースリリース
https://exawizards.com/archives/24471▼ 会社概要
エクサウィザーズは、AIを利活用したサービス開発で産業革新と社会課題の解決に取り組む企業。
社名:株式会社エクサウィザーズ
代表取締役:春田真
所在地:東京都港区東新橋1丁目9-2 汐留住友ビル 21階