▼ ニュースのポイント
①ナビタイムジャパンの「NAVITIME」「乗換NAVITIME」がAIを活用した「バス遅延予測」を提供開始。
②「バス遅延予測」では、AIでバスの遅延を予測し、ルート上に表示する。
③現在は、都営バス路線の全日全時間帯に対応。
遅延時間を考慮したルート検索が可能
ナビタイムジャパンは5月31日から、iOS・Android OSの「NAVITIME」と「乗換NAVITIME」にて、AIでバスの遅延を予測し、ルート上に表示する「バス遅延予測」を開始した。
同予測により、バスの遅延が発生している場合は、ルート検索結果画面にて遅延予測を行い、遅延時間を考慮したルート検索が可能となる。
また、バス降車後に電車に乗る場合などは、遅延時間に合わせて次の乗車時刻も変更したルートが表示されるため、再検索することなく、焦らずに到着時刻を把握することができる。
同「バス遅延予測」は、無料で利用でき、新たな設定も必要ない。現在「バス遅延予測」は、都営バス路線の全日全時間帯に対応し、今後も対応路線を増やす予定だ。
AIの活用で高精度な予測を実現
同社では2023年3月より、リアルタイムのルート検索が可能な「バス遅延を考慮したルート検索」のサービスを提供していた。
しかし、このサービスでは、バス事業者が公開するバスロケ情報を基に遅延時間を算出していたため、周辺の渋滞などによっても変動する遅延を、高精度に予測することができなかった。
今回の「バス遅延予測」ではAIを活用し、AIに過去の遅延実績を学習させた上で現在の走行状況を加味することで、高精度な遅延予測を可能とした。
同社では、梅雨時期にはバスの遅延が発生しやすくなるため、これからの季節に活用してほしいとしている。
(画像はプレスリリースより)
ナビタイムジャパン プレスリリース
https://corporate.navitime.co.jp/▼ 会社概要
ナビタイムジャパンは、ナビゲーションサイト・アプリの運営・開発などを行う企業。
社名:株式会社ナビタイムジャパン
代表取締役:大西 啓介
所在地:東京都港区南青山3-8-38 クローバー南青山