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オルツとJR西日本が「鉄道指令業務アシストAI」の開発を加速 ダイヤ乱れ時における運転整理の自動化へ

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オルツとJR西日本が「鉄道指令業務アシストAI」の開発を加速 ダイヤ乱れ時における運転整理の自動化へ

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▼ ニュースのポイント
①オルツ、JR西日本、JR西日本イノベーションズが「鉄道指令業務アシストAI」を共同開発中。
②開発中の「鉄道指令業務アシストAI」の解が、人間と同等レベルを実現。
③開発は第2段階に入っている。

指令員の負担軽減と運転整理案のバラつき縮小へ
 オルツは5月24日、ダイヤ乱れ時の運転整理案において、開発中の「鉄道指令業務アシストAI」の解が、指令員が作成した運転整理案と同程度またはそれ以上の結果を出したと発表した。

オルツ


 列車の運行ダイヤの乱れ時に運転整理を行う指令員は、高度な知識とスキルが必要とされている。しかし指令員の能力は個人によって差があるため、ダイヤ復旧の速さや質にも差が生じていた。また、ダイヤ乱れ時の問い合わせや対応など、指令員への負担が大きいことも課題となっていた。

 そこで同社とJR西日本、JR西日本イノベーションズの3社は、指令員の負担軽減と運転整理案のバラつき縮小を目指し、運転整理業務をAIで支援・代行する「鉄道指令業務アシストAI」を共同開発することとした。

仮想線区の輸送計画ではAIが人間と同等レベルを実現
 「鉄道指令業務アシストAI」の共同開発での第1段階では、仮想線区の輸送計画をモデル化し、ダイヤ乱れ時の運転整理案を、指令員の案とAIの案で比較・検証した。

 その結果、AIが指令員の案と同レベル、または、それ以上の回復ダイヤを作成し、AIでダイヤ回復の輸送計画を作成できることが実証されたという。

 開発の第2段階では、実在するJR西日本エリアのダイヤ・区間をモデル化。第1段階で構築したAIモデルに、実際に発生したダイヤ乱れ事象を学習させ、ダイヤ乱れ時の運転整理自動化を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

オルツ ニュースリリース
https://alt.ai/news/news-2162/


▼ 会社概要
オルツはAIクローンで「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業。

社名:株式会社オルツ
代表取締役:米倉 千貴
所在地:東京都港区六本木7-15-7 新六本木ビル


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