▼ ニュースのポイント
①EduLabがAI自動採点ソリューションを提供開始。
②独自自然言語処理技術にGPT-3.5を組み合わせて開発。
③事業者のニーズに合わせることが可能。
GPT-3.5と独自技術を組み合わせたAIを搭載
EduLabは5月19日、教育業界向けに、GPT-3.5を活用したAI自動採点ソリューションの提供を開始した。
人が採点を行う場合、採点基準が同じであっても、採点者によって、または、採点者の疲労度合いなどによって採点結果に違いが生じる。このため、採点の品質維持には、さまざまな労力が費やされている。
同社では、長年のテスト採点業務で培ったノウハウを活かし、教育業界のDXとなる自動採点エンジンを第1世代・第2世代と提供してきた。
今年3月には、同社グループが独自開発してきた自然言語処理技術に、OpenAIの「GPT-3.5」を組み合わせ、第3世代AI自動採点エンジンを開発。
今回のソリューションは、この最新エンジンを用いたもので、英語のライティング、スピーキングテストを中心に採点できる。今後は、日本語の論述形式の回答にも対応できるようにするとしている。
ニーズに合わせた最適ソリューションを提案
AI自動採点ソリューションは、教育事業者におけるテスト採点業務の効率化や、学習サービスのフィードバックに役立てることができる。また、採点者の補助としても活用でき、より効率的で信頼性のある採点結果を導き出すことができる。
同社では、最新の自動採点エンジンを実際に体験できるよう、プレスリリースにてデモを公開。導入の際には、事業者ニーズに合わせた最適なAI自動採点ソリューションを提案できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
EduLab プレスリリース
https://www.edulab-inc.com/news/press/1358/▼ 会社概要
EduLabは、最新のラーニングサイエンスをベースにした次世代の教育ソリューションを提供する企業。
社名:株式会社EduLab
代表取締役:広実 学
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ 14階