▼ ニュースのポイント
①デジタル・ナレッジが日本語発話トレーニングAIツール「トレパJ」に新機能追加。
②単語のアクセント変更・男女の合成音声の作成を可能に。
③ChatGPTを活用、飲食店・建設現場など外国人材のシーン別会話学習。
外国人材の日本語教育を個別トレーニング
企業や学校・スクールのeラーニングシステムを手がけるデジタル・ナレッジが、外国人材向けの日本語発話トレーニングAIツール「トレパJ(トレパジェイ)」に新機能を追加したことを4月28日に発表している。
新たにアクセントの変更機能やChatGPTを活用したシーン別の学習が可能になるなど、日本で働く外国人材の日本語を「話す」トレーニングの支援をする。
手軽に日本語を話すトレーニング
トレパJは、日本語の「読む」「聞く」のほかに「話す」トレーニングを手軽に実施できるアウトプット型日本語発話トレーニングAIツール。学習者の発話をAIが診断し、一人ひとりに対して日本語トレーニングを実現する。
今回、アクセント変更機能とペア合成音声が作れる機能、 ChatGPTを活用したシーン別の学習機能が追加されている。
合成音声の搭載と、合成音声のアクセント調整エディタを搭載したため、違和感のあった単語のアクセントを正しい発音で再生することが可能となった。さらに、合成音声が2種類(男女音声)になり、ペアで会話もできる。
組織・人材に適した日本語教材
ChatGPTの活用によりフリートーク・シーン別の会話も可能になっている。飲食店や建設現場などで使う会話など、シーンに合わせた会話の練習ができる。
トレパJは、搭載されたAI音声認識技術が学習者の発話に反応し、発音の正確さ・伝わりやすさを診断する。訓練を繰り返すことで日本語スキルの上達を目指している。
また、日本語の問題と解答入力で日本語リスニング教材・スピーキング教材を簡単作成。組織や人材に適したオリジナル教材を活用し、トレパJを相手に個別トレーニングを実施できる。
(画像はプレスリリースより)
デジタル・ナレッジ プレスリリース
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