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エプソンとOPEReが病院向けDXサービスの実証実験を開始 患者の入院手続きをサポートし、医療業務の負担を軽減  

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エプソンとOPEReが病院向けDXサービスの実証実験を開始 患者の入院手続きをサポートし、医療業務の負担を軽減  

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▼ ニュースのポイント
①エプソンとOPEReが入院時における病院向けDXサービスの実証実験を6月から川崎幸病院にて開始。
②OPEReは入院に必要な患者情報の聞き取りを、患者のスマートフォンで実施。
③エプソンは、同社のConnect APIとスキャナーを組み合わせ、オフラインの電子カルテに患者情報をアップロードし、一元管理する。

重複記載と転記業務の課題を解決
 セイコーエプソンとOPERe(オペリ)は4月21日、患者の入院手続きサポートと医療業務の負担軽減を図る病院向けDXサービスの実証実験を6月から川崎幸病院にて開始すると発表した。

エプソン


 患者が入院する際には、紙面に多くの情報を記載しなければならず、複数の検査を受ける場合は重複した質問に答えるケースもある。また医療スタッフは患者情報を一元管理するため、この情報を電子カルテに転記し、転記作業に多くの時間を費やしている。

患者情報をオフラインの電子カルテにアップロード
 今回の実証実験では、この重複記載と転記の課題を解決するため、患者がスマートフォンで回答した情報を、OPEReの「ポケさぽ」とエプソンのサービスを経由し、川崎幸病院の電子カルテシステムに受け渡す。

これにより、現場の効率化と顧客の医療体験向上について検証する。

 OPEReでは「ポケさぽ」により、入院前の患者説明の効率化と患者満足度向上を目指している。今回の実証実験では、入院に必要な患者情報の聞き取りを、患者のスマートフォンを通じて実施する。

 またエプソンでは、インターネットと連携することで、印刷の実行やスキャンデータを指定クラウドにアップロードする「Epson Connect API」を提供している。

今回の実証では、Epson Connect APIとエプソンのスキャナーを組み合わせることで、患者情報をインターネットにつながっていない電子カルテにアップロードし、一元管理することを目指す。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

セイコーエプソン ニュースリリース
https://corporate.epson/ja/news/2023/230421.html


▼ 会社概要
セイコーエプソンはEPSONブランドの情報関連機器、精密機器を手掛ける電機メーカー。

社名:セイコーエプソン株式会社
代表取締役:小川恭範
所在地:長野県諏訪市大和三丁目3番5号


▼ 会社概要
OPEReは、動画とメッセージで患者説明を半自動化する「ポケさぽ」を提供している。

社名:株式会社OPERe
代表取締役:澤田優香
所在地:東京都港区南青山7-3-6 南青山HYビル 7F荒井倶楽部内


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