▼ ニュースのポイント
① 持続可能な農業実現に向けた次世代農業事業における連携協定
② 最適な栽培環境・栽培方法や有効なデータ活用を探求・実現
③ データ活用による生産性の高い「人×ロボット農業」の実現へ
次世代農業の実現に向けた技術開発・構築に取り組む
AGRISTがマクニカと、ピーマン収穫ロボットによる持続可能な農業実現に向けた次世代農業事業における連携協定を、4月27日に締結した。
農業就労人口の減少や高齢化、気候変動や大規模自然災害の増加、そしてフードロスや食料自給率の低下などが、食農における課題として挙げられている。宮崎県においても「収穫しきれずに廃棄処分しなければならない」や、「適期に収穫できない」といった問題が生じ、農業イノベーションを進めるべく、スマート農業の普及に注力している。
G7宮崎県農業大臣会合の開催を契機とした宮崎県農業のイノベーションを進めるべく、AGRISTとマクニカ、そして宮崎県が同連携協定を締結。ピーマン収穫ロボットを核とし、最適な栽培環境・栽培方法や有効なデータ活用を探求・実現し、次世代農業の実現に向けた技術開発・構築に取り組んでいく。
データ活用の生産性の高い「人×ロボット農業」を展開
AGRISTは、ピーマン自動収穫ロボット「L」の開発を行っており、ロボットによる収穫量の増加・効率化だけでなく、データ活用による生産性の高い「人×ロボット農業」の実現に向けた取り組みを進めている。
マクニカは農業分野において、センシング・AI・ダッシュボードを用いて植物工場の作業効率化や栽培レシピ開発支援を行う「Farmalize by macnica.ai」を提供。半導体やセンシング活用における知見を活かし、AGRISTの「次世代農業パッケージ」の開発と販売を支援する。
(画像はプレスリリースより)
AGRIST プレスリリース
https://agrist.com/archives/5696AGRISTのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000050444.html▼ 会社概要
AGRISTは、 農業ロボット開発事業・AI開発事業・ソフトウェア開発事業を展開するベンチャー企業で、テクノロジーによる農業課題の解決に寄与。高齢化が進み農産物収穫の担い手不足の課題がある農業を支えるべく、自動収穫ロボットの開発に着手し、宮崎県から全国に販路を拡大している。
社名:AGRIST株式会社
代表取締役 兼 最高経営責任者:齋藤 潤一
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1