▼ニュースのポイント
①CogSmartは4月18日から「脳の健康3分チェック」の提供をスタート。
②同サービスは、3分間でいくつかの質問に回答して注意力や処理機能を測定し、同姓・同世代と比較した結果を表示する。
③同社の公式LINEアカウントにおいて提供され、今後は医療機関の待合室などでも使えるように働きかける見通しだ。
手軽に使えるサービス
4月27日、CogSmartは同月18日から「脳の健康3分チェック」の提供をスタートしていることを発表しました。
同サービスは、スマホやタブレットなどの端末を介して、3分間でいくつかの質問に回答するというものであり、注意力や処理機能を測定し、同姓・同世代と比較した結果を表示する。
このような認知機能は、一般的に医療機関において測定することが多いが、認知機能に不安を抱える人が手軽に脳の健康状態を測れるよう、同サービスを提供するに至った。
まずは公式LINEから
認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因によって引き起こされる、認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態のことを指す。
いろいろな種類の認知症があるが、前頭側頭型認知症、血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症が代表的だ。
認知症の約7割を占めるのがアルツハイマー型認知症であり、脳の神経細胞に溜まったアミロイドβというたんぱく質が、神経細胞を破壊することで脳が委縮し発症すると言われている。
遺伝的素因だけでなく生活習慣が発症に関与するため、アルツハイマー型認知症の発症予防には、生活習慣の改善が重要だ。脳の海馬部分の委縮は30代から始まるため、認知症を予防するためには、早期段階からの生活習慣の改善が重要だと考えられる。
今回登場した脳の健康3分チェックは、同社の公式LINEアカウントにおいて提供され、今後は医療機関の待合室などでも使えるように働きかける見通しである。
(画像はプレスリリースより)
CogSmart プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
脳ドック用プログラム「BrainSuite」の開発から提供までを行う企業。
脳科学・医学的エビデンスに基づくデータサイエンス事業なども手掛けている。
会社名:株式会社CogSmart
代表:樋口彰 瀧 靖之
所在地:東京都千代田区平河町1-6-4