▼ ニュースのポイント
①アマゾンウェブサービスが「APAC デジタルスキル調査 第3弾」を発表。
②デジタル人材が日本のGDPに約164.3兆円の貢献をしている。
③61%の企業・団体がデジタル人材が重要と回答する一方、45%が必要な人材を見つけるのは困難と回答。
デジタル人材の賃金は同程度の労働者の1.5倍以上
アマゾンウェブサービスジャパン(AWS)は4月17日、「APAC デジタルスキル調査 第3弾」の結果を発表した。
調査結果によると、日本のデジタル人材は、日本の年間国内総生産に推定約164兆 3,000億円の貢献をしているという。これは、デジタル人材の賃金が、同程度の学歴でデジタルスキルを活用しない労働者に比べ、51%高いことに起因するとしている。
必要なデジタル人材を見つけるのは困難 45%
今回の調査は、日本の多様な産業・組織における労働者 約3,000人と雇用主 約1,000 人を対象に、米ギャラップに委託して行われた。
調査によると、クラウドを活用している企業の41%は年間成長率10%以上を達成し、クラウドをほとんど活用していない企業・団体で年間成長率10%以上を達成しているのは22%に留まった。
日本の企業・団体の61%は、今後5年のビジネスでデジタル人材が極めて重要になると回答する一方、45%の企業・団体は、必要な人材を見つけるのは困難だと回答した。
その理由は、新たなデジタルスキルを身につけたい人の大多数が、スキルを身につける上での課題として「時間不足・予算不足」「必要なスキルやトレーニングがわからない」などをあげているためとしている。
調査結果について米ギャラップ プリンシパル・エコノミストのJonathan Rothwell博士は、
「日本がデジタル経済において競争力を得るチャンスは、現在と将来のイノベーションを支える強固で高度なスキルを持つ労働力を育成できるかどうかにかかっています」(AWS APACデジタルスキル調査より引用)
と述べている。
(画像はAWSホームページより)
AWS ニュースリリース
https://aws.amazon.com/jp/▼ 会社概要
アマゾンウェブサービスジャパンは、クラウドコンピューティング AWS(Amazon Web Services)を提供する会社の日本法人。
社名:アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
代表取締役:長崎忠雄
所在地:東京都品川区上大崎3丁目1-1 目黒セントラルスクエア