▼ニュースのポイント
①エル・ティー・エスは、自社のグループ企業であるイオトイジャパンとサッポロ不動産開発が共同で開発した、「ショコワ」をリリースしたことを発表。
②ショコワは、商業施設などにAIカメラを設置し、その施設を訪れる人のスマホ画面を撮影し、消費者の好みがわかるデータとして提供するサービスだ。
③AIカメラで取得した画像は、データに加工したら、迅速かつ確実に消去される。抽出したデータや加工したデータには、個人の特定につながる情報は含まれていない。
アプリからわかるライフスタイル
4月20日、エル・ティー・エスは、自社のグループ企業であるイオトイジャパンとサッポロ不動産開発が共同で開発した、「ショコワ」をリリースしたことを発表した。
現代社会では、スマホは生活に欠かすことができないツールになっている。そのため、スマホにインストールされたアプリから、その人の嗜好やライフスタイルを推測することが可能だ。
今回リリースしたショコワは、商業施設などにAIカメラを設置し、その施設を訪れる人のスマホ画面を撮影し、消費者の好みがわかるデータとして提供するサービスである。
実際に、施設に設置したAIカメラで、スマホのアプリインストール状況データを収集し、取得したデータの活用価値と精度を確認できたため、データやデータ分析事例を先行リリースするに至った。
細やかなマーケティングを実現する見通し
ショコワは、施設内に設置したAIカメラで得たアプリインストール状況データを提供するサービスであり、利用しやすい形に加工したデータか、データ分析結果を提供する。
AIカメラで取得した画像は、データに加工したら、迅速かつ確実に消去される。抽出したデータや加工したデータには、個人の特定につながる情報は含まれていない。
将来的には、さまざま場所で取得したアプリインストール状況データを活用し、場所ごとに集う人の嗜好性を分析することによって、細やかなマーケティングを可能にしていく見通しだ。
(画像はプレスリリースより)
エル・ティー・エス プレスリリース
https://lt-s.jp/news/pressrelease/2023-04-20▼会社概要
ストラテジー&イノベーション事業、ビジネスプロセス&テクノロジー事業、ソーシャル&パブリック事業を展開する企業。
会社名:株式会社エル・ティー・エス
代表:樺島 弘明
本社所在地:東京都港区元赤坂1丁目3-13 赤坂センタービルディング 14階