▼ ニュースのポイント
① 「L」の普及に向けて東串良町と包括連携協定を締結
② 次世代農業ハウスにタカミヤ製のG-Castle Neo48を採用
③ ハウス・栽培をセットにした次世代農業パッケージに期待
動収穫ロボットを活用したピーマン栽培に向けて着工
AGRISTがピーマン自動収穫ロボット「L」の普及に向けて、2021年12月に鹿児島県東串良町と包括連携協定を締結し、2023年3月に次世代農業ハウス建設を着工。同農業ハウスにタカミヤ製のG-Castle Neo48を採用すると、4月11日に発表した。
「L」は、つり下げ式でワイヤーを伝って移動して、独自機構の収穫ハンドでピーマンのヘタの2度切りが可能なピーマン自動収穫ロボットで、構造や機能をシンプルにすることで低価格での提供ができる。
東串良町は同県におけるピーマンの一大産地だが、農業に従事する人の高齢化や人口減少を背景に、担い手が不足し、地域課題になっている。そこで同協定のもと、アグリストのアグリストファームが、東串良町でピーマン自動収穫ロボットを活用。再現性・収益性の高い農業を実践するほか、地域に応じた自動収穫ロボットに最適化された栽培方法の普及を図る。
各農業関係者と連携したスマート農業人材の育成活動も
AGRISTは上記以外にも東串良町において、同町周辺の各農業関係者と連携したスマート農業人材の育成活動も展開。ピーマン自動収穫ロボットと、ハウス・栽培をセットにした次世代農業パッケージに期待が寄せられている。
自治体と連携したスマート農業の九州拠点として、モデルケースを構築するべく同農業ハウスの建設を開始するに至っている。
(画像はプレスリリースより)
AGRIST
https://agrist.com/AGRISTのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000050444.html▼ 会社概要
AGRISTは、 農業ロボット開発事業・AI開発事業・ソフトウェア開発事業を展開するベンチャー企業で、テクノロジーによる農業課題の解決に寄与。高齢化が進み農産物収穫の担い手不足の課題がある農業を支えるべく、自動収穫ロボットの開発に着手し、宮崎県から全国に販路を拡大している。
社名:AGRIST株式会社
代表取締役 兼 最高経営責任者:齋藤 潤一
本社所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1