▼ ニュースのポイント
①デンソーテンが新商品「Offseg」を発売、事故リスクを検出。
②信号無視・脇見運転など運転中にリアルタイムで検出・警告。
③AIがドライバーの運転傾向を分析、安全運転意識のモチベーション維持へ。
事故リスクを検出、ドライバーへ警告
自由で快適なモビリティ社会の実現に貢献するデンソーテンが、法人向け安全運転管理テレマティクスサービスの新商品「Offseg(オフセグ)」を6月から発売すると4月13日に発表している。
Offsegは通信型ドライブレコーダーを活用しており、カメラ映像からAIが自動検出する12の危険シーンは、人的事故要因の約7割にあたる。
AIが事故リスクのある12シーンを検出
AIを活用したOffsegは、一時不停止や法定速度超過、通行禁止・逆走、交差点での左右確認など人的事故要因の約7割にあたる12の危険シーンを自動で検出する。
その中でも信号無視や脇見運転、居眠り運転、車間距離不足など6つのシーンはリアルタイムで検出・警告する。クラウド上のAIに加えて車載器にエッジAIを搭載したことで、警告音や画像、音声などでドライバーへ注意喚起して事故の低減へつなげる。
安全運転管理のDX化
AIはドライバーの運転傾向を分析してeラーニング用教育資料を自動で作成・配信する。ドライバーはWEBアプリで運転診断結果や運転傾向を反映した安全運転指導を確認し、安全運転意識のモチベーションを維持できる。
また、オプション設定のリアカメラの取り付けにより後退時の安全確認や衝突、車両後方からの追突などのトラブルも記録可能。フルHD200万画素で約360度の広範囲を撮影する。
今後は、他社アルコール検知システムとの連携により施行が予定されている「アルコールチェック義務化」への対応を行っていく。
(画像はプレスリリースより)
デンソーテン プレスリリース
https://www.denso-ten.com/jp/release/2023/04/20230413.html▼ 会社概要
デンソーテンは、コネクティッド事業やCI事業、AE事業を展開する企業。
社名:株式会社デンソーテン
代表取締役:加藤 之啓
所在地:兵庫県神戸市兵庫区御所通1-2-28