▼ニュースのポイント
①FRONTEOは4月から「KIBIT XAMINER」をリリースする。
②同ソリューションは、デジタルフォレンジックツールである。
③同社が提供する「Lit i View XAMINER」の日本語処理の正確性とAI解析を継承し、処理速度や分類性能をさらに向上させている。
4月にリリース決定
3月29日、FRONTEOは4月から「KIBIT XAMINER」をリリースすることを発表した。
同ソリューションは、デジタルフォレンジックツールだ。デジタルフォレンジック調査を実施する際に、効果的な証拠を効率的に発見する能力を有している。
デジタルフォレンジックとは、電子機器などに残っている記録の証拠保全や調査、分析などを行う手段や技術を指す。
企業の情報や個人情報の漏洩や不正持ち出し、クラウドサービス利用やウイルス感染による情報漏洩などにおいて、フォレンジック調査を行って迅速に被害範囲と影響範囲を特定することで、損失拡大を防ぐことができる。
チャットアプリケーションのテキストデータも対象に
今回リリースするKIBIT XAMINERは、同社が提供している「Lit i View XAMINER」の日本語処理の正確性とAI解析を継承し、処理速度や分類性能をさらに向上させたレビューツールである。
自社開発している「KIBIT」を改良することによって、ドキュメントレビューにおける初期段階で必要データが不十分な場合でも、証拠に関連する文書を効率的に識別することができるようになった。
近年の働き方の変化により、ビジネスシーンにおいてチャットを使う機会が増加していることを受け、チャットアプリケーションのテキストデータも解析可能になっている。
(画像はプレスリリースより)
FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20230329▼会社概要
AIソリューション事業、リーガルテックAI事業を展開している企業。
会社名:株式会社FRONTEO
代表:守本 正宏
所在地:東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル