実用化に向けた実証検討などを協働で実施
emotivEが日本総合研究所とともに、対話AIサービスの実用化に向けて協働することを3月18日に発表している。
社会の高齢化が進み、ケアを支える現役世代の人口が減少し続ける中で、高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくには、ケアにかかる人手が少なくて済むための備えを用意しておく必要がある。そういった背景から、サービスや支援が必要なときには自らつながり活用する「セルフマネジメント」が重要視されている。
また、最近では、高齢者とのやり取りについて、知見を踏まえた対話AIサービスの活用が期待されていることから今回、emotivEが有する対話AIプラットフォーム「OMOHIKANE」の活用方策のほか、高齢者のセルフマネジメント向上に関心を持つ企業などとの連携をテーマに、日本総合研究所と実証に向けた活動に取り組んでいくことが決まった。
さまざまな目的に適用可能な対話AIプラットフォーム
「OMOHIKANE」は、さまざまな目的に適用可能な対話AIプラットフォームで、独自のデータ構造とアルゴリズムで、多様な発話の自動収束や安全な応答・効率的な開発運用などができる。
高知県日高村「まるごとデジタルみらくるプロジェクト」の事業にも採択されており、自治体や施設などの現場に根付いた高齢者の行動変容を志向したサービス提供にも注力している。
(画像はemotivE ホームページより)
emotivE プレスリリース
https://www.emotive.jp/20230316emotivEのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000035815.html▼ 会社概要
emotivEは、認識モデルAIである「OMOHIKANE」などの開発を手掛け、コミュニケーションAIの企画・開発・サービスワンストップで提供する企画・技術企業である。利用者を認識・対話・対応するAIを開発し、より楽で自由かつ公平なAIパートナーの実現を目指している。
社名:株式会社emotivE
代表取締役社長:結束 雅雪
本社所在地:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル9F