▼ニュースのポイント
①Ideinは「Actcast」を活用した実証実験をスタートしたことを発表。
②今回の実証実験ではAIカメラを活用しており、買い物をしていない顧客のデータも取得できる。
③フロアごとの来店人数や年齢や性別などの属性を推定が可能になり、得たデータを売り場施策やテナントリーシングに活用できる。
西武とそごうで実証実験
4月22日、Ideinは自社が提供する「Actcast」を活用した実証実験を、今月18日から西武池袋本店とそごう大宮店の対象フロアにおいてスタートしたことを発表した。
Actcastは日本最大級のエッジAIプラットフォーム。
画像や音声の解析技術を駆使して、データの収集や活用を行う。
データを売り場施策やテナントリーシングに活用
西武池袋本店の年間来店者数は、2019年度で約7000万人。
これだけ多くの来店者があるにもかかわらず、従来、店頭で得ることができる顧客データは、店舗全体における来店者数と、商品を購入した際の顧客情報だけであった。
今回の実証実験ではAIカメラを活用し、買い物をしていない顧客のデータも取得できる。
これによって、フロアごとの来店人数や年齢や性別などの属性を推定することもできるようになり、得たデータを売り場施策やテナントリーシングに活用できるように。
AIカメラを活用して得たデータはカメラ内で処理されるため、個人特定することはできない。
今後は、AIカメラから得たデータと購買データを組み合わせることで、来店から販売までの行動分析を行い、新たなビジネスにつなげたいとも考えている。
(画像はプレスリリースより)
Idein プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
ソフトウェアを活用し、産業の再構築を加速することを目指す企業。
会社名:Idein株式会社
代表:中村晃一
所在地:東京都千代田区神田神保町1-4-13