▼ ニュースのポイント
①令和4年3月度のITパスポート試験(iパス)に7歳の小学1年生が合格した。
②7歳小学1年生の合格は、これまでの最年少記録、8歳小学3年生を1年5カ月ぶりに更新。
③令和3年度は応募者数が前年比1.7倍となり、非IT系企業の応募者が倍増した。
最年少合格者が小学3年生から小学1年生に
IPA(情報処理推進機構)は4月14日、令和4年3月度の「ITパスポート試験(iパス)」合格者を発表した。今回のiパスでは7歳の小学1年生が合格し、これまでの最年少合格者記録を更新したとしている。
iパスは、ITの基礎的な知識を証明する国家試験で、毎月1回行われている。出題範囲は、セキュリティ・ネットワークなどIT関連の基礎知識だけでなく、経営戦略、財務、法務、プロジェクトマネジメントなど多岐にわたる。
これまでの合格者の平均年齢は29.6歳で、13歳未満の合格者数は61名。また、これまでの最年少合格者は令和2年10月度における8歳の小学3年生だったが、今回、7歳が合格したことで、最年少記録を1年5カ月ぶりに更新した。
令和3年度は非IT系企業の応募者が倍増
iパスの応募者数は昨今のDX推進により年々増加している。令和3年度は、応募者数が前年比約1.7倍・過去最多の24万4,254人、合格者数は約1.4倍の11万1,241人だった。
令和3年度のiパス応募者を勤務先別で見ると、非IT系企業が前年比212.2%の12万6,416人と最も多く、特に金融・保険業、不動産業が前年比320.9%の5万9,557人と突出していた。
また、業種別では、非IT関連の営業・販売が前年比218.6%の3万9,028人となり、情報システム関連の2万5,186人を超える結果となった。
(画像はプレスリリースより)
IPAプレスリリース
https://www.ipa.go.jp/about/press/20220414_2.html▼ 法人概要
IPAは、情報セキュリティ対策の強化、IT人材の育成、IT社会の動向調査・分析・基盤構築を行っている。
法人名:独立行政法人情報処理推進機構
理事長:富田 達夫
所在地:東京都文京区本駒込二丁目28番8号 文京グリーンコートセンターオフィス