▼ニュースのポイント
①Amadeus Codeは東京都立産業技術大学院大学との共同研究として、「音会」プロジェクトをスタートしたことを発表した。
②このプロジェクトは高齢者おける認知機能の維持や改善に対し、音楽の効果を検証することを目的にしている。
③「Evoke Music」により疑似作曲を体験し、認知機能に対し音楽がどのような影響を及ぼすのかを科学的に検証する。
認知機能への音楽の影響を検証
4月11日、Amadeus Codeは東京都立産業技術大学院大学との共同研究として、「音会」プロジェクトをスタートしたことを発表した。
このプロジェクトは高齢者おける認知機能の維持や改善に対し、音楽の効果を検証することを目的にしている。
同社が提供する「Evoke Music」により疑似作曲を体験し、認知機能に対し音楽がどのような影響を及ぼすのかを科学的に検証する。
Evoke MusicはAIが作曲をサポートする「Amadeus Code AI」を活用した、音楽配信プラットフォームである。
認知症の進行抑制と発症予防は喫緊の社会的課題
現在の日本には、約500万人の認知症患者がいるといわれている。
2025年には認知症患者は700万人を超えるとの見通しであり、認知症の進行抑制と発症予防は喫緊の社会的課題だ。
認知症疾患の多くは、一度発症すると早々に日常生活へ支障を及ぼすようになるが、運動不足の解消や生活習慣を管理することで、発症を予防することもできる。
今回のプロジェクトでは「音楽のちから」に注目し、人における認知機能の維持に音楽が与える影響を検証することに。
同プロジェクトは65歳以上の高齢者100名の協力を得て実施。
与えられたお題に沿った音楽をイメージして言語化し、Evoke Musicを活用して作られた楽曲の中から1つの曲を選び出す。
疑似作曲体験によって、人の認知機能にどのような影響があるかを検証する。
(画像はプレスリリースより)
Amadeus Code プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp▼会社概要
作曲支援プラットフォーム「Amadeus Code」、音楽配信プラットフォーム「Evoke Music」の開発から運営までを手掛ける企業。
会社名:株式会社Amadeus Code
代表:井上 純
所在地:東京都港区北青山2-14-4 ジ アーガイル アオヤマ WeWork 5F