▼ ニュースのポイント
①イノバイオサイエンスが新型コロナ検査機器「DSAブレスパス(TM)」を日本で発表。
②呼気をAI・アルゴリズムにより45秒で分析、5秒で結果を返信。
③発症前・無症状感染者に対して検査可能な携帯型検査システム。
わずか5秒!新型コロナ感染を判別
SaaSプロバイダーのInno BioScience(イノバイオサイエンス)は、欧州CEマーク医療機器認定を取得した新型コロナウイルス検査機器「DSAブレスパス(TM)」を日本で発表したと、2月8日に公表した。
DSAブレスパス(TM)は、新型コロナウイルス感染を世界最速で検出する携帯型検査システム。感染1日目から5日程度までの発症前・無症状感染者を判別することができる呼気分析機器である。
新しい株の発生にも対応可能
オミクロン株に有効なDSAブレスパス(TM)は、本体に一度息を吹き込むだけで、AIを活用したスクリーニングアルゴリズムが呼気から免疫反応を検出し感染を判別する。
新型コロナウイルス感染者は、感染直後から体内防御機能が働き、免疫反応として生み出された代謝副産物が呼気に現れる。AIが新型コロナウイルスに特異な代謝副産物パターンのプロファイルと照合しナノセンサーが45秒で分析、5秒で結果を返信する。
感染早期での検知へ
フィンランドの医療機器メーカーDeep Sensing Algorithms Ltd(DSA)が製品化した「DSAブレスパス(TM)」は、イノバイオサイエンスが日本で新型コロナウイルス感染症臨床試験を行い、医療機器認証取得を申請する予定である。
(画像はプレスリリースより)

イノバイオサイエンス プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/297039▼ 会社概要
イノバイオサイエンスは、肝硬変症や糖尿病などの治療技術の開発・実用化を行う企業。DSAブレスパス(TM)を活用したSaaSプロバイダーとして、呼気バイオマーカーを活用した大腸がん、甲状腺がんの早期発見を目指している。
社名:イノバイオサイエンス株式会社
代表取締役:クレイニー・クリストファー
所在地:東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル2階