▼ニュースのポイント
①セコムは「バーチャル警備システム」の提供を開始した。
②バーチャル警備システムは、バーチャルキャラクターが常駐警備サービスを提供するというものである。
③同システムでは、AIを活用する警戒監視や受付業務をバーチャル警備員が担い、緊急対応や対処などは常駐警備員が担う。
さまざまな業務を少人数で効率的に行うために
1月13日、セコムは「バーチャル警備システム」の提供を開始した。
近年、日本では労働人口の減少が著しく、今後はさまざまな業務を少人数で効率的に行う必要があると指摘されている。
それは、警備業においても例外ではない。
今回提供を開始したバーチャル警備システムは、バーチャルキャラクターが常駐警備サービスを提供するというものである。
AIを活用する警戒監視や受付業務をバーチャル警備員が担い、緊急対応や対処などは常駐警備員が担う。
バーチャル警備員はクラウド制御により、離れた場所からでも設定やモニタリングが可能。
同システムの活用により、人員配置の効率化とコストを抑えつつ警備強化することができるのではないかと期待が寄せられている。
2キャラクターから選べる
バーチャル警備システムでは、1つの監視卓において、最大で3台のバーチャル警備員を管理することが可能だ。
バーチャル警備員は2キャラクターが設定されており、男性の「衛」と女性の「愛」を使い分けることができる。
同警備員は来訪者から話しかけられると、ユーザーがあらかじめ設定しておいた対話シナリオに沿って受付業務を行う。
地図などの画像を表示して案内することが可能で、必要時には常駐警備員が遠隔通話で対応することも可能である。
(画像はプレスリリースより)

セコム プレスリリース
https://www.secom.co.jp/▼会社概要
セキュリティ事業を展開する企業。
また、防災事業や保険事業、メディカル事業、地理空間情報サービス事業、BPO・ICT事業なども展開している。
会社名:セコム株式会社
代表取締役会長:中山 泰男
所在地:東京都渋谷区神宮前1丁目5番1号