▼ニュースのポイント
①アルファクス・フード・システムが1月18日から21日まで実施していた実証実験が終了した。
②この実証実験は愛知県において、サービスロボットの社会実装を促すためのものであり、同社が開発した配膳AIロボット「α2号」を活用していた。
③配膳AIロボットは「料理は運べるけれど、ドリンク類は運べない」というユーザーの声に対し、配膳アダプターを活用した配膳AIロボットでドリンク類を安全に運べることを実証するために実施。
実証実験が無事終了
1月24日、アルファクス・フード・システムは「あいちロボットトランスフォーメーション」と銘打った取り組みで、1月18日から21日まで実施していた実証実験が終了したことを発表した。
この実証実験は愛知県において、サービスロボットの社会実装を促すためのものであり、同社が開発した配膳AIロボット「α2号」を活用していた。
ドリンク類を安全に運べることを実証
実証実験を実施していた場所は、「世界のビール博物館 大名古屋ビルヂング店」。
今回の実験テーマは、ドリンク類の配膳をいかにスムーズに行うことができるかに設定していた。
配膳AIロボットは「料理は運べるけれど、ドリンク類は運べない」というユーザーの声に対し、配膳アダプターを活用した配膳AIロボットでドリンク類を安全に運べることを実証する。
レンガ調タイルが敷き詰められた広い店舗内を、α2号がさまざまな形状のグラスに注がれたビールを客席まで配膳するという実験であった。
この実験によって、配膳AIロボットによるドリンクの配膳に関するさまざまなノウハウを得ることができた。
同社が採用している配達ボックスの開閉は、利用者にかなりの好評を博しており、「衛生面において安心」、「スムーズにドアが開いて感心した」などの声が届いている。
(画像はプレスリリースより)
アルファクス・フード・システム プレスリリース
https://www.afs.co.jp▼会社概要
外食企業向けの「飲食店経営管理システム」の販売からサポート、各種基幹業務サービスの提供、システム機器の企画から販売などを手掛ける企業。
自社製品や自社サービスの開発から検証を兼ねたホテルやレストランの運営も行っている。
会社名:株式会社アルファクス・フード・システム
代表取締役会長:田村 隆盛
所在地:山口県山陽小野田市千崎128番地